常設展示室 1F 2007 MOMASコレクション 第4期

2008.1.24 [木] - 4.13 [日]

視覚への挑戦-近代から現代へ

新しい表現への道を切り開いたピカソ、デルヴォー、モホリ=ナジ、マン・レイ、マルセル・デュシャンらの作品をはじめ、近代から現代へと続く「視覚への挑戦」の諸相を紹介します。

リサーチ・プログラム-小村雪岱の江戸モダン

今年度は小村雪岱の生誕120年にあたります。それを記念して、斬新な江戸情緒の世界を展開した小村雪岱の芸術を、当館の収蔵品を中心に、県内各所から拝借した作品とあわせて構成します。これまでの成果を一堂に、大衆文化の最前線で活躍した雪岱の詩情あふれる世界を紹介します。

秘蔵の横山大観作品先行公開-新寄贈の大熊家コレクションより
特別展示(期間限定)2008年1月24日(木)~2月17日(日)

埼玉県川口市の旧家・大熊家より、横山大観をはじめとする充実した日本画のコレクションが寄贈されました。4月からの全作品の公開に先立ち、大観作品4点を先行公開します。
※平成20年度常設展第1期(2008年4月中旬~7月中旬)では、寄贈いただいた大熊家コレクション全作品47点を数回に分けて公開します。

会期

2008.1.24 [木] - 4.13 [日]

休館日

月曜日(ただし、2月11日(月・祝)は開館)

観覧料

一般200円(120円)、大高生100円(60円)
※( )内は20名以上の団体料金。
※中学生以下と65歳以上、障害者手帳をお持ちの方(付き添い1名を含む)はいずれも無料です。展覧会入場時に確認いたしますので
・65歳以上の方は、年齢を確認できるもの(運転免許証、健康保険証等)をご持参ください。
・障害者手帳をお持ちの方は、手帳をご持参ください。
※企画展観覧券をお持ちの方は、あわせてMOMASコレクションもご覧になれます。

ラスロ・モホリ=ナジ《フォトグラム》1922年(プリントは1929年)

小村雪岱《おせん》1941年頃(没後の後摺り)

小村雪岱《見立寒山拾得》

横山大観《日本心神》昭和19年頃

横山大観《朧夜》大正13年頃

MOMASコレクションロゴ

埼玉県立近代美術館では、2008年度より「常設展」という呼称を「MOMASコレクション」に改めました。当館の常設展では2002年度以降、外部からの借用作品や現存作家のご協力によって、所蔵作品を核としつつも従来の常設展のイメージに捉われない、企画性の高いプログラムを実施してきました。名称変更はこうした意欲的な姿勢を示そうとするものであり、これまで以上に充実した展示の実現を目指しています。

※MOMAS(モマス)は埼玉県立近代美術館(The Museum of Modern Art, Saitama)の略称です。